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USHUN|撮影レシピ
雨で肌寒いスタートの撮影コンディション。子供たちは元気でしたが、大人はこの状況に少しナーバス気味でした。事前にロケハンしたポイントで撮影を開始しましたが、前日までの眩しい日差しもなく、どことなくテンションが下がっていました。
しかし、本殿の屋根があるポイントでパパとママの表情が一変しました。風にのって流れてきた御香の香りが心地よさも手伝っているのか、日陰と明るい背景を使って撮影することで光が被写体に美しくまわり、被写体と背景のレイヤーが生まれたことが、カメラの小さなモニターで一目瞭然でした。これを見たパパとママの顔は、今までのどんよりとしたテンションが一変して笑みがあふれ出ました。
「うわぁ~よかった。今日はもうこんな天気だったから諦めていたんです。まさか晴天のように撮って頂けるなんて思ってもみませんでした。」
子供たちと一緒に笑顔に包まれる瞬間。そして家族の絆が深まるひととき。
写真も大切ですが、このような特別な時間を提供できたことを嬉しく思います。
必要な条件と機材
レンズ 50mm
カメラ
クリップオンストロボ1灯
ソフトボックス60×60
ストロボスタンド 1台
ワイヤレスフラッシュトリガー
笑顔と紙風船
明るい背景
被写体を日陰
手順
Step 1
被写体の背景が明るいところを撮影ポイントに選ぶ。
Step 2
カメラの露出を背景に合わせて調整する。(マニュアルモード)
Step 3
ストロボをスタンドに設定してソフトボックスを装着する。
Step 4
およそ1m~1.5mぐらいから被写体の斜め前にストロボを設置する。
Step 5
トリガーをカメラに装着し、トリガーとストロボの電源を入れて同機させる。
Step 6
数回試し撮りを繰り返し、露出とストロボのバランスを調整。 Step 7
被写体とコミュニケーションを取りながら笑顔をみつけます。(一番重要)