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未来写真

子供の夢。親の希望。ふたりの誓い。

ネットが苦手な人に贈る写真。

どこかの偉い人が言った。美しい国、日本。

力を合わせて未来を変える。

「未来写真」子供たちに贈るプロジェクト。

USHUN.東京が撮る子供の未来

好きな音楽が突然流れたとき一瞬にして僕らは旅をする。遠い遠い過去の旅。

音楽が可能にするタイムトラベルを僕は写真でも体験したかったんだ!

はじまりのきっかけはたったこれだけ。

大切な人。大好きな人。離れていても見つめて欲しい。

僕が僕であるために。キミがキミであるために。


 

 子供たちの夢。明日は違う夢であっても

いい。大切なのは、

仕事に追われる家族が子供たちの

心の内を知っていること。

 

忙しすぎて学校や他人に

頼りすぎて知らないうちに出来た

親子の距離。家族の距離。

着地点はただひとつ。

それを子供たちが記してくれます。

 遠く離れ離れに暮らす家族や親戚も、

たった一枚の写真とそこにある文字で

繋がる写真。

タイムトラベル。

子供に残す新しい未来。

衝撃

2002年、日本の離婚率がピークの2.3%に達しました。

その数字を聞いて、驚かれたことでしょう。当時、僕はフォトグラファーではなく別の仕事に就いていました。資料整理の業務中に、大勢のシングルマザーと関わっていることに気付きます。僕自身の家族も離婚していたこともあり、彼女たちにはあまり詮索はせずさりげなく接していました。とはいえいつもすごいなぁって感心していたんです。僕が目の前でみている光景は彼女たちの強さと決意だったからです。その衝撃は、月日が経っても鮮明で色褪せません。

震災

その後に東日本大震災があり、僕は絶望と不安に満ちました。

震災から数年後、ライブと個展を同時に開催するイベントに参加し、「311人の掌」というテーマで被災地を訪れました。何もない更地のような土地を大きなダンプカーが行き交う場所でしたが、テレビで見覚えのある校舎は当時のままで、嘲笑うかのように爪痕がしっかりと残されていました。通り過ぎしばらくすると、姉と弟と思われる2人の小学生が歩いているのを目にしました。その光景を見ると心が痛みました。フォトグラファーとしてその子供たちの後ろ姿さえも撮影できませんでした。なぜなら、その景色が子供たちにとって当たり前の景色になっているように映ったからです。

巡る

その後、親しい友人の誘いで彼の実家へ招かれ、九州を訪れる機会がありました。

静岡の友人からは生まれて初めてウェディング撮影の依頼を頂き、経験させて頂きました。どちらも温かく、ささやかな幸せのひとときを感じました。

写真を通じて人と人、家族と家族をつなぐ力を実感した瞬間です。

そして思ったのです。写真は、人と人が離れ離れになる前に、再び結びつけるきっかけを提供することが出来るのではないかと。

 

ウェディング撮影以上の力を持つ写真を撮ろう。

音楽のタイムトラベル、女性の活躍、震災からの復興、ささやかな幸せ、これらすべてのドキュメントが融合し、この僕をこの写真撮影に導いたのです。

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