今日のテーマはバースデー写真
お子さんの誕生日に出張カメラマンにお願いするお客様、わりと多くいらっしゃいます。
ご自宅でお子さんと親族、お子さんのお友達とご両親、親同士が親しくお付き合いしているなおなど色んなスタイルでパーティーをやったりしているようです。
うちはそんな広くないからカメラマンなんて入れないよ。
中にはそう考える人もいますよね。
正直機材はそこまで大きくないですし、場面で撮影方法も考えて対応していますのでご安心下さい。それよりも、ここは写さないで!という場所があれば何か大きな布で隠すなど行って頂けると助かります。
なんちゃってカメラマンの正体
ところでバースデーをカメラで撮影するとき、カメラの設定において感度っていうものを弄り設定します。家の中っていうのは日中でもそれなりに暗くなりますので、この感度を上げて撮影を行うんですね。
しかしです!
"もしカメラマンがストロボを使わずに撮影する方だったら"
ストロボ撮影よりも光を集めないといけないですしシャッタースピードもそれなりに欲しいので感度をかなり高くしないとなりません。ましてや家族の集合写真となると、全員にピントがいくようにレンズのf値(絞り)をf8など絞らないとなりません。この数字が大きくなるほど光を集めるのに時間が必要になるのでさっき話した感度は更に上げないといけないし、そうしないとシャッタースピードも稼げないのです。
"綺麗ならいいけど"
感度をあげて撮影した写真はノイズが増えます。(夜どこかで皆と一緒にスマホでパシャって撮影したときノイズいっぱい、手ブレいっぱいの経験ないですか?それ!)
撮影してもらった写真をパソコンやスマホでみるだけならまだ耐えられることもありますが、もしプリントする場合・・・・。プリントの大きさにもよるけどノイズが多すぎて質の悪い写真になります。まず大きいプリントは耐えられないです。 これ、はっきりいってお金を払うレベルの仕事をしていないなんちゃってカメラマンです。
ストロボを使った撮影をする。
反対にしっかり準備して出掛けるカメラマンは狭い環境でも出来ることをしっかり対応します。スタンドを使うのか?カメラに設置するのか?フィルターを使うのか?使わないのか?表現には色々方法がありますが、感度を抑えた分、シャッタースピードの分、ストロボの光をコントロールして撮影することで、ノイズの少ない写真を撮影することが可能です。
可能だけど、ストロボの光はデリケートです。使い方を知らないカメラマンが撮影すると光が硬すぎて、ただの証明写真みたいなつまらない写真になる可能性もあるので、ストロボをコントロール出来るカメラマンにオファーしてお家撮影を楽しんで下さいね。
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