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執筆者の写真Ushun Kitahara

家族が求めるもの

渋谷区恵比寿で人気の出張撮影カメラマンUSHUN東京の自然体で撮る家族写真

今日のテーマは皆が欲しい写真は?


これまでの家族写真の撮影を振り返り、出張撮影/出張カメラマンをご利用いただいた皆さんの気持ちになって書かせていただきます。


求めるのは私たちの時間

写真は依然お話したとおり個性であり、また同じカメラマンが撮影したとしても体調などそのときの状況で編集時で明るさや色味が異なったりもします。これはプロといえども流石に人間ですので仕方ないです。(大谷選手だって三振するときは三振します。)そこを求められたらまず誰もそれに答えられない(笑)ではお客様が求めるもの。提案時に多いのは"子供の自然な姿"っていうのが一番多いです。この言葉からお客さんは型と社内マニュアルの範囲で撮るスタジオ撮影を望んでいないっていうことが良く分かります。お客さんの多くは撮影時間を自分達のペースで楽ませていただきたい。という思いがあるんだと考えます。


式の業務と時間の優先にうんざり

写真はなんでそう思うかというと、高級ホテルで結婚式を挙げ高い金額でカメラマンも入れたのに、式の時間の関係で流れ作業の中で型の写真撮影がほとんど。結局自分たちがイメージした写真は撮れないまま・・・。そんな主役より自分達の時間と作業を優先した撮影にうんざりだし、コストパフォーマンスが合わないと思うからです。


自然な姿を撮るには?

そしてその自然の姿を撮影するのに重要なのがカメラマンの持つスキルです。

機材の違いも大事ですが一番大事なのはコミュ力です。子供に好かれ、子供と一緒になって遊べて、わんちゃんやネコちゃんにも好かれる!ついでにじいちゃんばあちゃんに好かれたらもっといいですよね。


子供が撮影時に自然体でいる秘訣は、カメラマンが同世代の子供になりきることです。一緒に遊んで一緒に笑うことで子供たちは自然な姿の撮影をサポートしてくれます。これが出来る人こそスキルが高いんじゃないでしょうか。


コミュ力があってやっと機材の差が発揮します。

例えば明るいレンズを使用したとします。f1.2というカメラ用語がありますが、この数字が小さいほどボケが強くなります。スマホでもポートレートモードにしたときFっていうのが出ますよね?それと同じです。通常の撮影でよくみかけるズームレンズで撮影するとだいたい一番明るくてf4ぐらいです。比較してみるとf1.2はかなり明るいレンズだということが分かります。その明るいレンズで撮影をすると目の一部だけにピントが合います。ピントしたところから全体にボケがだんだん強調され普段みている写真よりもよりかなり軟らかい雰囲気の写真を撮影することが可能になります。笑顔を引き出せるスキルとボケの強いレンズを使いこなせるスキル。


この組み合わせはもしかしたら最強かもしれません。


ちなみにf1.2で撮影するのは結構難しいですよ。ピントが浅いので被写体が動いたらすぐブレます。被写体が動かなくても、しっかり手を止めシャッタースピードも考えないと手ブレおこします。

そしてファインダー越しに画を面として考えて撮らないと印象的な写真にはなりません。

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