僕は子供の頃、子供といっても幼稚園~小学生までかな。。。 昆虫が大好きでした。
毎年夏になるとカブトムシやクワガタを獲りに山へ行ってました。秋が近くなるころには、とんぼを追いかけたりカマキリを探していたりしていた。超高速で飛ぶオニヤンマなんて捕まえるのはめちゃめちゃ大変だったなぁ。
でもさ、当時を振り返ると決して昆虫に対して優しい少年ではなくて、むしろ悪い少年でもありました。とんぼの尻尾を抜いちゃったり羽をもいでしまったり・・・今振り返ると昆虫達の短い寿命に対して僕はなんてことをしてしまったんだろう。。。と後悔もしています。
大人になってカメラを始めるまでずっと昆虫のことなんて忘れていました。
カメラを触って身近にある花を撮ったりしているうちに、なんとなく昆虫を撮ってみようと思った。インスタやユーチューブで撮影スキルを調べて、自分に落とし込んで撮影を繰り返しました。
昆虫を撮影をしていると、いつのまにか昆虫達の寿命について考えるように。
蝉の幼虫から成虫になり、やがて地面に落ちて固まっていく姿。
カマキリや蜘蛛が子孫を残すために雄を食べ尽くす様子。
カブトムシの交尾で雄のカブトムシがメスの背中を優しく口を寄せている姿。
蟻たちが自分よりもはるかに大きい獲物を坂でも塀でも力いっぱい運ぶ姿。
蜘蛛の巣に獲物がかかり糸をからめて捕食する様子。
秋の終わりの孤独。沢山いた仲間が死んでも一生懸命花を探して飛ぶ蝶の様子。
みているといっぱい学ぶことがあるんですよね。
子供の頃とはまるっきり違った角度で昆虫を楽しむ。
もし、子供の頃に僕の感じたものを伝えてくれる人がいたらどう感じたんだろう?
そんな思いもありつつも、もしお子様を持つご家族で子供と一緒にカメラを片手に昆虫観察がしたい!!そんなご希望がありましたら、是非ご連絡ください。
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