秋。都内のレストランや居酒屋の中には、直接野菜農家と提携しているところがあります。お店は、素材と味、そして安全にこだわり、サービスを提供し、経営をしています。
USHUNのウケトル(送ってもらった商品の撮影)も、その気持ちは同じです。皆さんが送ってこられた商品を大切に撮影しています。
その思いとは、生産者の気持ち、お店の気持ち、お客様の気持ち、そして命です。
いまのところウケトルでは肉は撮っていませんが、牛や豚、鶏や羊に限らず、野菜もまた生き物です。太陽を浴び、水と栄養を土から吸い上げ、農家が毎日手入れをして、嵐や害虫、植物の病気にも負けずに届いた大切な野菜。それを「ただの仕事だから」なんて簡単に答えられるものではありません。植物であれ動物であれ、毎日顔を合わせていたら、愛情だって芽生えます。
その生産者の気持ちと、その食材を使って客をもてなすお店のシェフ。グリルや炭、ガスコンロで暑さが増す厨房の中、真剣な眼差しと指先が動く光景。ホテルなどの宴会で、一気に何百皿と同じ料理を作る姿は感動そのものです。
生産者の気持ちを胸に、お客様が口にしたときに浮かぶ笑顔だけを求め、提供される料理たち。
撮影するカメラマンは、関わるすべての人の思いを想像し、その一瞬一瞬に向き合いながら撮影しています。
個人でお店をやっているオーナーさんから大きく展開しているオーナーさんまで60センチ以内の商品を送っていただければ撮影します。撮影後はこちらで処分しますので高価なもの(高級皮製品、腕時計他貴金属)は基本撮っていません。送って、そのまま処分して可能なものだけ撮影します。
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