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USHUN|撮影レシピ
まさかっていうロケーションが撮影してみるとすごく魅力的になることがあります。
これは正にソレでした。水道やガスのメーターが設置してある場所は、どこの建物も土ぼこりや排気ガスなどで汚れていて、ここで写真を撮ろうなんて絶対思わないですよね。ところが、実際に撮影してみると、この背景のディティールと汚れ具合がメチャメチャアーティストを引き立たせてくれました。明るい単焦点レンズを使っているのもありますが、背景がボケることで、SF映画に出てくる宇宙船やコスプレイヤーが使用しているスタジオのような雰囲気に。
※この写真はロシアのメディアでも採用していただきました。
必要な条件と機材
カメラ
ストロボ
レンズ50mm
ソフトボックス
フラッシュトリガー
手順
Step 1
商店街や住宅地を散策。建物と建物の間やアパートの階段の下など金属のディティールと汚れ、サビ、古さに注目してポイントを選ぶ。
Step 2
彼の目に止まったのはガスや電気などのメーター。持ち歩いていたカメラとトリガー、ストロボの電源を入れ、カメラとストロボを同期させる。
Step 3
被写体が立った位置を確認して、ストロボを当てる位置を探します。このときは、被写体がサングラスをしていて、サングラスにストロボの光が直接あたると反射するので、出来るだけあたらない角度を探しました。
Step 4
右手にカメラ、左手にストロボ(ソフトボックス有り)を持ち撮影。
露出を-1ぐらいに設定してストロボの光をコントロール。
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